腎臓の働き

人間の腎臓の主な働きとは

現在、日本では30万人を超える人が人工透析を受けているといわれています。人工透析を受ける方は、何らかの病気で腎臓が十分に機能しなくなった人が受ける治療です。 そもそも腎臓は、私達の体内の水分バランスを一定に保つように尿量を調整する働きがあります。たとえば、暑い夏の日は体の水分は不足しがちになります。その場合、腎臓は尿量を減らす役割を果たします。その逆に、寒い冬は体内に水分が余りやすくなるので、腎臓は尿をたくさん作って排泄していきます。 その他にも、腎臓は人間の体を常に弱アルカリ性に保ってくれます。そのために、腎臓は気づかぬうちに体内の酸を排泄したり、アルカリを吸収してくれています。 腎臓の働きが十分でないと、上記のような役目が果たせなくなります。よって、人工透析を受けることになります。

人工透析の具体的な方法とは

人工透析を行うには、まず大量の血液を人工腎臓に送る必要があります。そのため、血液の送り出し口、戻り口であるシャントを作る必要があります。手術方法は、前腕部の動脈と静脈をつないでいく方法です。これで、静脈の血液量を増やすことができます。 人工透析のやり方は、まずは血流のある静脈に2本の針を刺します。すると、一方の針から送られた血は人工腎臓へ届けられ、血液中の老廃物や余分な水分を取り除いてくれます。また、血液の電解質の調整も行われます。血が正常になったら、もう一方の針から浄化された血液を体内に戻していきます。この治療方法は、週に3回、1回で4時間から5時間くらい行うことになります。施術中は、安静に過ごすことになります。